「水しごとで手がガサガサ…」
「手荒れがひどくて痛いしかゆい…」
「手がボロボロではずかしい…」
家事やしごとで水よく使う人は、どうしても手が荒れてしまいがちですよね。
感染症対策で手洗いや手指消毒の機会が増え、手荒れがひどくなった…なんて話もよく聞きます。
かと思えば、よく手を洗うお仕事をしていても手がつるんときれいな人もいます。
手がきれいな人は、こまめに手荒れ対策をしています。
今回はかんたんで効果的な手荒れ対策を3つ紹介します。
- 刺激から手を守る
- セルフケアをする
- 市販薬やクリニックで対応する
こんにちは!現役保育士のめるるです♪
保育現場で15年以上はたらいています。
保育士は手を洗う機会が多く、手がガサガサになってしまいますよね。
でも対策をすることで、しっとりすべすべな手になりますよ。
きちんとしたケアでキレイな手を目指しましょう!
それではくわしくみていきましょう!
もくじ
手荒れ対策1.刺激から手を守る
手はからだの中でも特に刺激をうけやすい部分です。
ものをさわったり手をつないだり…。
服で守られている体とちがって紫外線もたくさんあびます。
手荒れしないためには、まずは刺激から手を守りましょう。
手を洗うときはお湯はNG。せっけんもやさしいものを
熱いお湯で手を洗うと、手の皮脂がとけて乾燥してしまいます。
基本的には水で洗いましょう。
冬場などどうしても水がつらいときでも、35度以下のお湯にして体温より熱くならないように気をつけてくださいね。
せっけんにも要注意。
無添加の刺激の少ないものをえらびましょう。
手洗いのあとはすぐにやさしくふく
手を洗ったあとはすぐにふいていますか?
手をふかずそのままにしておくと、皮膚の水分が手についた水分と一緒に蒸発して乾燥してしまいます。
お店などにあるハンドドライヤーも手を乾燥させてしまうのでなるべく使わず、タオルやペーパーをつかうといいでしょう。
手洗い後、手をふくときにごしごしとこすると刺激になってしまいます。
こすらずにやさしくトントンとかるくおさえてあげましょう。
てぶくろをつける
食器洗いやおふろそうじなど、可能なときはゴムてぶくろをつけて作業しましょう。
お湯や洗剤から手を守ってくれます。
また外出するときにもてぶくろをつけるといいでしょう。
冬はつめたい風から、夏は紫外線から手を守ってくれます。
素材はまさつがおこりにくいシルクがおすすめです。
ハンドクリームをぬってからシルクのてぶくろをつけると、シルクの天然の保湿効果がハンドクリームの浸透をたすけてくれて一石二鳥です。
さらに裏ワザとしておすすめなのが、水仕事のときにはシルクのてぶくろをつけてからゴムてぶくろをつけること。
ゴムの刺激がなくなります。
ゴムてぶくろをつけているときはお湯を使って水仕事をすると、てぶくろの中がサウナみたいになって手がよりしっとりしますよ。
紫外線をさける
肌は紫外線をあびると、バリア機能にダメージをうけてしまいます。
そこに手洗いなどでさらに刺激をうけるとどんどん乾燥します。
そして乾燥により肌の水分がうばわれ手荒れになります。
紫外線をさける方法として、
- 手に日焼け止めを塗る
- 飲む日焼け止めを飲む
- 外出時はてぶくろをする
などがあるので、しっかり対策をしていきましょう。
手荒れ対策2.セルフケアをする
対策をしていてもダメージはうけてしまうもの。
ふだんからしっかりケアしていきましょう。
スクラブで角質ケア
手の新陳代謝は顔より早いと言われています。
手先は血行が悪く冷たくなり、角質がたまりやすいです。
そこでおすすめなのが、「ハンドスクラブ」。
スクラブ入りのジェルやクリームをやさしくクルクルとすることで、古い角質をおとすことができます。
よけいな角質をおとすことで肌がふっくらし、あとからぬる化粧水やクリームの成分を浸透させやすくなります。
水分と油分のバランスをたもつ
肌は水分と油分のバランスがとても大切です。
手のケアも顔とおなじように、まず水分をいれてから油分でフタをするのが理想的です。
ハンドクリームの前に化粧水をたっぷりつけるといいですね。
時間がない時はミストタイプの化粧水がべんりですよ。
ハンドクリームの前に化粧水をたっぷりなじまして保湿する「ハンドスパ」をご紹介します。
- コットンに化粧水をとり、ていねいに手全体になじませる
- 乾燥がひどい指先には、コットンをさいて巻き、数分おく
- 手全体にハンドクリームをたっぷりぬり込む
寝る前にハンドスパをすると、翌朝手がふっくらしますよ。
マッサージで血流をよくする
ハンドスパをしてからマッサージをすると効果倍増です。
血流がよくなり、手がふっくらつやつやになります。
てのひらマッサージの方法
- 手の甲にクリームをおき、両手の甲をかさね合わせるようにしてなじませる
- 指の根元から指先までもみ込むようにしてマッサージ
- 手のひら・手の甲もやさしくもむ
マッサージのあとに手がポカポカしていたら、マッサージが十分できています。
手荒れ対策3.市販薬やクリニックで対応する
手荒れの症状がひどいと、刺激から守ったりケアをするだけでは治らないことがあります。
保湿が目的のハンドクリームではなく、有効成分がはいった治療薬が必要になってきます。
薬局やドラッグストアで購入できるので、症状がひどい場合は使ってみてください。
市販薬で改善しない場合は、病院できちんと診てもらいましょう。
手荒れの原因がアレルギーの場合や、手あれの症状ににた他の病気の可能性もあります。
おかしいな、と思ったらはやめの受診をしましょう。
手荒れ対策3つ まとめ
手荒れ対策3つは、
- 刺激から手を守る
- セルフケアをする
- 市販薬やクリニックで対応する
でした。
できそうなものはありましたか?
手荒れは冬場におこるイメージですが、そうとも限りません。
ものをさわったり紫外線をあびたりと、あなたの手は1年中さまざまな刺激にさらされています。
刺激からしっかり守り、そしてケアをする。
それでも治らなければ、早めの受診を。
毎日よく使う手だからこそ、しっかりいたわってあげてくださいね。