「しごとは楽しいんだけど、先輩にいやみを言われるのがつらい…」
「他の人と同じことをしているのに私にだけ注意する先輩がいる」
「気分で態度が変わる先輩がいて、どうしたらいいかわからなくなる」
こんなことでお悩みの人はいませんか?
どこの会社にもひとりはいる「お局さま(おつぼねさま)」。
慣れてしまえばある程度あしらえるかもしれませんが、それでもつらく当たられて気分のいい人はいませんよね。
女性が多い会社では、お局さまが2人3人いる…なんてこともあるかもしれません。
あなたの会社にお局さまはいますか?
お局さまは敵にまわすとやっかいですが、味方につけるととても心強いですよ。
今回はそんなお局さまについて調べてみました。
どのような特徴があって、どのように対処していけばいいのか…。
お局さまについて知りうまく付き合うことで、楽しく保育をしていきましょう!
こんにちは!現役保育士のめるるです♪
保育現場で15年以上はたらいています。
わたしのまわりにもいました、お局さま。
本人は悪気がある訳ではないのでしょうが、性格なのか環境なのか…
どんどんやっかいなお局さまになっていく人もいました。
自分はそうならないように気をつけています。
お局さまの特徴
・後輩の女性社員への態度がきつい
・相手によって態度が変わる
・気分によって態度が変わる
・理不尽なことで怒る
・うわさ話や陰口・嫌味が多い
・余計な一言が多い
・人のミスを大ごとにする
・自分のミスを認めない
・自分の若いころの話をよくする
お局さまへの対処法
・味方につける
・ほめたり頼ったりして承認欲求を満たす
・聞き流す
・適度な距離感を保つ
・一生懸命しごとをする
・上司や同僚を味方につける
・記録に残しておく
もくじ
お局さまとは?
「お局さま」と言いますが、ではお局さまがどのような人のことを指すのか詳しく知っていますか?
中年の女性?
未婚で性格がきつい人?
若くてもその会社に長く勤めている人のこと?
おそらく人によって認識が異なると思います。
weblio辞書によると
お局(おつぼね)とは、職場や組織内で長年勤めている女性を指す言葉である。その経験と知識を活かし、新人の教育や業務の進行管理などを行う役割を担っている。また、組織の風土やルールを理解し、それを維持・伝承する役割も果たしている。一方で、この言葉は時として、組織内での影響力を行使しすぎる、あるいは古い慣習に固執するといった否定的な意味合いで用いられることもある。
出典:weblio
このように、本来お局とは「その組織に長年勤めている女性」を指すことばです。
そこには肯定的な意味合いも否定的な意味合いも含まれていません。
しかし現在では、否定的な意味合いを含んでいることの方が一般的です。
ただ単に長く勤めているだけでは「お局さま」と呼ばれないことの方が多いでしょう。
そこで今回の記事でのお局さまの定義を
- その組織に根が年勤めている
- 女性
- 年齢や既婚・未婚は問わない
にくわえて、
- 気に入らない相手に対して厳しくあたる
- まわりを仕切りたがる
という要素を兼ね備えている人、としたいと思います。
会社にいるお局さまの特徴
では、お局さまにはどのような特徴があるのでしょうか。
順番に見ていきましょう。
後輩の女性社員への態度がきつい
お局さまは若い女性に対して態度がきつくなることが多いです。
若い女性はお局さまにはない若さや素直さを持っているので、つい嫉妬してしまうのです。
また独身のお局さまは、既婚の女性も気に食いません。
上司と話している時はにこにこしていても、気に食わない後輩が話しかけるととたんに機嫌が悪くなったりします。
相手によって態度が変わる
相手によって態度がころっと変わるのがお局さまの特徴です。
自分が気に入っている人や上司など自分にとって利益がある人にはていねいに関わりますが、そうでない人にはきつい態度になりがちです。
お局さまがていねいに関わるのは、
- 上司
- 男性社員
- 自分を持ち上げてくれる後輩
など、ていねいに関わった方が得になると判断した相手です。
反対に気に入らないのは、
- 若い女性社員
- 既婚女性
- 自分の言うことを聞かない後輩
など、嫉妬を感じる相手やていねいに関わっても得にならない相手です。
気分によって態度が変わる
気分によっても態度が変わります。
さっきまでにこにこしていたと思ったら、急に不機嫌になったり。
機嫌のいい時はほめられるけど、機嫌が悪い時はグチグチと文句を言われたり。
まわりの人たちはお局さまのご機嫌をうかがいながら接しなくてはいけないので、疲れてしまいます。
理不尽なことで怒る
理不尽なことで怒りだすお局さまも多いです。
後輩に「わからないことがあったらいつでも聞いてね」と言っていたのに、いざ質問に来られると「こんなこともわからないの⁉」と怒り出したりします。
誰が聞いても納得のいかないポイントで怒り出すこともあるお局さま。
お局さまは自分独自のルールを持つ人もいて、そこから外れたことが起こると怒り出してしまいます。
このように性格や物事の捉え方の問題で、理不尽なことで怒ってしまうお局さまがいます。
また、お局さまの中には更年期やPMSで情緒が安定しない人もいます。
自分ではコントロールできない感情の起伏に焦りを感じ、それがまた次のイライラを引き起こしてしまう場合もあります。
うわさ話や陰口・嫌味が多い
お局さまはうわさ話が大好きです。
その場にいない人の話を延々とすることができます。
しかもだいたいがポジティブな内容ではなく、ネガティブな内容…つまり陰口であることが多いです。
自分と関係ない他人の家庭事情や恋愛事情に関心が強く、アドバイスをしたがったり、聞いた情報をすぐに他の人に話してしまいがちです。
また本人がいる前でも「○○さん、ちょっと気が利かないわよね」などと嫌味を言ったり、「疲れた」など文句を言ったりします。
余計な一言が多い
機嫌がよく、めずらしく他人をほめようとする時でも余計な一言を言ってしまいがちです。
「最近しごとのスピードがはやくなってきたね、抜けも多いけど。」
「あなた、肌だけはきれいね」
など、言わなくていいことも言ってしまいます。
人のミスを大ごとにする
お局さまは他人のミスが小さなものだったとしても、話を大きくしてまわりに話します。
たいしたミスでもないのに「私がフォローしたからよかったけど、あのままだったら大変なことになるところだった」
教える側の配慮不足だったにも関わらず「こんなこともわからないなんて信じられない」
と、話をおおげさにして相手を責めます。
「困った時はお互いさま」という意識はありません。
自分のミスを認めない
一方、自分のミスは認めません。
他人のミスの時とは真逆で、
「これくらいは大したことない」
「こんな話聞いてない!」
とミスを認めなかったり人のせいにしたりします。
特に長年同じ会社や部署にいるお局さまによくみられる特徴で、「長年ここでこのやり方でやってきた」というプライドから自分のミスを認められないのです。
自分の若いころの話をよくする
お局さまは自分の若いころの話をしたがります。
「昔はもっと大変だった」
「今の若い子たちは恵まれている」
など、聞いてもいないのに話し始めます。
- 自分がいかにがんばってきたか
- 昔と比べて今の若者は楽をしている
ということを無意識に伝えたいのでしょう。
承認欲求が強めのお局さまによく見られます。
お局さまに嫌われてしまうタイプ
「お局さまの特徴」にもあったように、お局さまは好きなタイプときらいなタイプがはっきりしています。
自分がお局さまがきらいなタイプに当てはまっていないかチェックしてみてくださいね。
若くてかわいい人
若さやかわいさ。
お局さまは、自分はもう若くもなければ若さゆえのかわいさもなくなってしまったことに気付いています。
自分にないものを持っている人に対する嫉妬心から、お局さまは若くてかわいい人をきらいになります。
また、若くてかわいい女性社員は会社でかわいがられたりチヤホヤされたりします。
それを目の当たりにすると、会社での自分のポジションが脅かされるかもしれないと危機感を感じて若くてかわいい女性社員をねらうのです。
まわりからの注目を集める人
お局さまはみんなから注目されたいと思っています。
- 顔やスタイルなどの外見がいい人
- スキルや経験が豊富な人
- 持ち物がおしゃれな人
- 人から好かれる人
など、なにか一つでも人より抜きんでてまわりの注目を集める人がいると、自分が注目されなくなってしまうという危機感からその人に意地悪をしてしまいます。
お局さまに反抗する人
お局さまはものごとを自分の思い通りに動かしたがります。
それに反抗する人はじゃまでしかありません。
また頼られるのが好きなお局さまは、後輩に反抗されてしまうと自分のことをないがしろにされたと感じてしまうのです。
おとなしい人
おとなしい人はターゲットになりやすいです。
自分の意見も言わずおもしろいこともしないので、お局さまは見ているだけでイライラしてしまうのです。
お局さまが嫌味を言ったり意地悪をしてもされるがままなので、しだいにエスカレートしていってしまう場合もあります。
しごとができる人・しごとができない人
これはお局さまのタイプによりますが、しごとができすぎてもできなさすぎてもきらわれてしまうことがあります。
お局さまがプライドが高いタイプだった場合。
自分がいちばんでないと気が済まないお局さまは、しごとがバリバリできる優秀な若手のことが生意気にみえてしまうのでしょう。
敵対心を抱き、意地悪をしようとします。
お局さまがしごとをバリバリこなすタイプだった場合。
しごとができない人はお局さまがしごとを進めたいペースを乱したり、関わったしごとの完成度も低くなってしまったりしてお局さまをイライラさせてしまいます。
お局さまはなぜ「お局」になってしまうのか?
お局さまはなぜ「お局」と呼ばれるようになってしまうのでしょうか。
長年勤めている女性でも、お局と呼ばれない人もいますよね。
お局さまの思いや背景を説明していきますね。
自分の立場を守るため
お局さまは長くその会社に勤めています。
ということは、その会社はお局さまにとってある程度居心地がよい場所であるということです。
そんな居心地がいい場所がなくなってしまうことをお局さまは恐れています。
どんどん入ってくる自分より若くてかわいい後輩、自分よりしごとができるかもしれない後輩たち。
もしかしたらそんな後輩たちが自分のポジションをとってしまうのではないかと、無意識のうちに考えてしまっているのかも…。
そうならないために自分より若い後輩を攻撃して、自分の立場を守ろうとしているのかもしれませんね。
プライドが高いから
お局さまは長くこの会社に勤め、しごとをしてきました。
今の会社があるのは、自分ががんばって作ってきたからだというプライドもあるでしょう。
そんな大切な会社を、新しく入ってきた、まだなにもわかっていない新人に崩されたくないという思いがあるのかもしれませんね。
また、単に自分より若い後輩に負けたくない、会社のことを一番よく知っているのは自分であるという状態を保ちたいという思いもあるのでしょう。
嫉妬やコンプレックスから
お局さまも自分がもう若くはないことや、女性は若い方がちやほやされるということもわかっています。
それでも目の前で若い後輩がちやほやされているのを見ると、気分がよいものではありません。
また独身のお局さまは、後輩たちはしごとだけでなく結婚・子育てを両立しているのに、自分の若いころはしごとが中心で婚期を逃してしまったというコンプレックスがあるのかもしれません。
「自分がしっかりしないと」と思っている
また少し毛色が違う理由として、上司が頼りなかったり会社のマネジメントがうまくできていない場合「長く勤めている自分が頑張らないと」と考えている場合もあります。
この場合お局さまは「後輩や会社を思い通りに動かしたい」と思っている訳ではなく、「この会社を支えられるのは自分しかいない」という強い責任感からお局さまになってしまっているのかもしれません。
会社の秩序を守るためにまわりに厳しくせざるを得なかったのかもしれませんね。
この場合はお局さま自身に問題があるのではなく、会社に問題があるのです。
お局さまは独身者が多い⁉
今回の記事ではお局さまの定義を「既婚・未婚を問わない」として話を進めてきました。
しかし、世間のお局さまのイメージとして「お局さま=独身が多い」と思われています。
お局さまに独身が多い理由を考えてみましょう。
お局さまに独身が多い理由
ここまでにお局さまの特徴やお局さまになってしまう理由をみてきました。
それらの中には、男性から好まれにくい要素がいくつかありました。
- プライドが高い
- 嫉妬やコンプレックスがある
- 承認欲求が強い
これらの要素を持った人がプライベートやしごとがうまくいかない時にあせりや苛立ちを感じて、人に対してあたりが強くなってしまうのです。
また職場での年数を重ねるほど自分より若い人が入ってきて、自分がもう若くないということを感じ、さらにイライラしてしまいます。
こういったこころの余裕のなさは男性を遠ざけてしまうので、結婚につながらず独身のお局さまになってしまうのです。
お局様への対処法7つ
どんなに気が合わなくても、協力してしごとを進めていかなくてはいけないのが会社です。
どうせ一緒にはたらくなら、少しでもいい関係で関わりたいですよね。
お局さまとの関係を少しでもよくする対処法を7つご紹します。
味方につける
いちばん理想的な方法です。
お局さまはその会社に長く勤めていて、しごとについてもよく知っています。
それを利用して意地悪をされるとやっかいですが、反対に味方につけてしまえばこれほど心強いことはありません。
困った時に気軽に相談でき、ミスをした時にはさっと助けてくれる…。
こんな関係が作れたら最高ですね。
お局さまのタイプによりますが、今お局さまが気に入っている人をよく観察してその人と同じように行動してみてください。
お局さまに気に入られている人は気に入られる理由があるはずなので、まねしてみてください。
ほめたり頼ったりして承認欲求を満たす
お局さまをほめてみましょう。
しごと面でもプライベート面でもどちらでも大丈夫です。
目についたすてきな部分を、ことばで伝えてみましょう。
「この作業がうまくいかなくて…。先輩はいつもはやくきれいに仕上がっていますが、どのようにしているのですか?」
「その髪型すてきですね!どうやっているのですか?」
具体的にほめる + アドバイスを求める
お局さまはお世話焼きな人も多いので、よろこんでアドバイスをしてくれるでしょう。
1つだけ注意点。
お局さまの中には、言い方によって嫌味と捉えてしまう人もいます。
お局さまがいやがらない言い方をするようにしましょう。
聞き流す
嫌味言われたり他の人の悪口を聞かされたりした時には、聞き流してしまいましょう。
嫌味を言われて落ち込んだり言い返したりすると、余計にお局さまをよろこばせてしまったり怒らせてしまうなどいい結果につながらないことがあります。
また人の悪口を聞かされた時に「そうですね」など肯定ともとれるあいまいな返事はしないようにしましょう。
悪口に対して「そうですね」など肯定ともとれる返事をしてしまうと、違う場所では「○○さん(あなた)がこんなことを言っていた」と話をすり替えて大げさに言われてしまうことがあります。
悪口に対するあいづちとしては、「そうなんですね」「はじめて聞きました」など悪口を肯定しているととれることは絶対に言わないようにしましょう。
また家族関係や交友関係など、あなた自身のことや他の人の個人情報を聞き出そうとしてくるお局さまもいます。
これも下手に話してしまうと、「○○さん(あなた)が言っていた」ということで広められてしまうことがあります。
プライベートな話は自分のことであっても人のことであってもあまり話さずに、
「お局さんはどうなんですか?聞かせてください!」
「話す機会もないし、△△さんの家庭のことはあまり知らないんですよね」
など、軽くかわすようにしましょう。
適度な距離感を保つ
環境的に可能なら、お局さまとは適度な距離感を保つといいですよ。
いちばんいいのが、お局さまから見て「敵でも味方でもない関係」です。
仲良くなりすぎてもやっかいなことに巻き込まれることがあります。
関わりが少なすぎても嫌がらせをされたりするかもしれません。
同じ場にいたら楽しく会話はするけど、深くは関わらない。
ぜひこれくらいの距離感をねらってみてください。
一生懸命しごとをする
ほめたり頼ったりしてお局さまとのいい関係作りを頑張ってもあまり効果がない場合、お局さま自身へのアプローチはいったんおいておいて、しごとに力を入れてみてください。
お局さまはあなたを下に見ていて、かつ自分の役に立たないと思っているからぞんざいな扱いをしてくるのかもしれません。
時間はかかるかもしれませんが、しごとに打ち込み、あなたが職場でなくてはならない存在になれば、お局さまもあなたの存在を無視したりぞんざいに扱ったりすることができなくなります。
しごとができるようになるとしごとそのものが楽しくなり、お局さまからの意地悪も気にならないようになってくるかもしれません。
また、しごとを楽しんでしている人はまわりから見ても魅力的に見えます。
仕事に打ち込んでいるあいだにお局さま以外の味方がたくさん増えるかもしれませんよ。
味方が増えるとお局さまも意地悪をしづらくなってくるでしょう。
上司や同僚を味方につける
上記のように、しごとを一生懸命こなす中で味方が増えることもあります。
それと同時に、しごとに慣れ余裕がでてきたら上司や同僚への配慮も心がけてみましょう。
- いつも笑顔で前向きにしごとをする
- 報・連・相をしっかりする
- いやなしごとや雑用も進んで引き受ける
- みんなで使う場所をきれいにする
など、まわりへの気遣いができる人は職場で重宝されます。
お局さまからなにかされた時に、味方となってくれるかもしれません。
記録に残しておく
お局さまからの意地悪が続くなら、記録にとっておくことをオススメします。
されたことのメモ、言われたことの録音、あらかじめわかっている呼び出しなどには録画をしてみるのもいいでしょう。
こういった証拠を持っているだけでも、「何かあった時に対処ができる」と思うと安心できますよね。
記録を取る時には
- いつ
- どこで
- だれが
- だれに
- なにを
- どのように
されたのかを記しておくと、証拠としての効力が強くなります。
将来お局さまにならないために
お局さまも昔は若かったのです。
それがしだいに「お局さま」と呼ばれるようになってしまいました。
あなたも将来「お局さま」にならないために気をつけることを3つ紹介します。。
後輩への態度を気をつける
後輩からみると、年の離れた先輩は「自分よりもかなり上の存在」と思ってしまうもの。
そんな先輩が後輩に注意をする時、先輩が思っている以上に後輩は「怒られた」という受け止め方をしてしまうかもしれません。
また先輩としてはちょっとした軽口のつもりでも、後輩からしたら「今のって嫌味?」「私って嫌われてる?」と感じてしまうかもしれません。
そうならないためにも、後輩への態度は特に気をつけましょう。
具体的に気をつけるといいことをまとめてみました。
後輩に接する時に気をつけるといいこと
・人前で注意しない
・注意の数が多すぎないように
・注意した数の倍はほめる
・感情的にならない
・いやみは言わない
・否定ではなく提案をする
・自分が仕切りすぎず、後輩にしごとを任せる
・しごとの進捗状況をこまめに聞く
・みんなに同じ対応をする
・昔の話はしない
・早い出勤や残業をしすぎない
無理して若い輪に入らない
若い人には若い人の世界があります。
育った時代も環境も異なる人が無理やり入っていってもうまくかみ合わないこともあります。
後輩の立場に立って考えると、年の離れた先輩が無理して自分たちに合わせようとしていると、なんともいたたまれない気持ちになるのではないでしょうか。
入れない部分は無理に入らなくて大丈夫です。
一緒に楽しめる部分を楽しみましょう。
また、先輩ならではの余裕を楽しむのもひとつです。
- 自分が話すよりも聞き役になる
- 適度にプライベートの話をする
- 興味がない話になっても耳を傾ける
- 食事などに誘いすぎない
など、無理なく楽に付き合える距離感を探しましょう。
プライベートを楽しむ
お局さまにならない方法3つめは、プライベートを楽しむことです。
お局さまによくみられるのが、人生の中でしごとの比重が大きくなりすぎてしまっている人。
プライベートが充実していれば、後輩に意地悪をしようという気持ちにもならないですし、気持ちに余裕をもってしごとをすることができます。
反対に言えばプライベートが充実していないから、まわりや若い後輩がうらやましく見え、余裕もなくなってしまうのではないでしょうか。
しごとがある程度こなせるようになってきたら、プライベートの充実に力をいれてもいいのかもしれませんね。
お局さまの特徴と対処法 まとめ
お局さまの特徴や対処法はいかがだったでしょうか。
お局さまの特徴と対処法を振り返ります。
お局さまの特徴
・後輩女性社員への態度がきつい
・相手によって態度が変わる
・気分によって態度が変わる
・理不尽なことで怒る
・うわさ話や陰口・嫌味が多い
・余計な一言が多い
・人のミスを大ごとにする
・自分のミスを認めない
・自分の若いころの話をよくする
お局さまへの対処法
・味方につける
・ほめたり頼ったりして承認欲求を満たす
・聞き流す
・適度な距離感を保つ
・一生懸命しごとをする
・上司や同僚を味方につける
・記録に残しておく
お局さまもお局になりたくてなったのではありません。
お局さまの気持ちやお局になってしまった背景を知ることで、お局さまがちょっぴりかわいく見えてきませんか?
会社はしごとをする場所です。
お互いに気遣い合って、楽しくしごとができる環境を作っていきましょう!