「保育士ってどんな上履きをえらべばいいの?」
「足が疲れない上履きがほしい!」
「私の上履き、すぐにボロボロになるんだよね…」
こんなふうに思ったことありませんか?
保育園ではたらいていると、長い時間はくことになる上履き。
上履きが足に合っていないとつらいですよね。
それに、思っているより保育士の身だしなみって保護者や同僚の保育士からも見られていたりします。
足が疲れず、まわりにもいやがられない上履きをえらぶには以下の3つをおさえましょう。
- 保育士が上履きをえらぶポイント
- これはだめ!保育士の上履きでのNGポイント
- 保育士がえらぶ上履き3選
この3点をおさえて、自分に合う上履きをみつけましょう!
こんにちは♪
めるるです。
保育現場で15年はたらいています。
中でも幼児クラスを担当することが多かったので、上履きを毎日はいていました。
上履きが自分に合う合わないは職場での快適さに大きく影響します。
自分に合ったら上履きをみつけて、快適にすごしましょうね!
保育士が上履きをえらぶポイント
保育士さんが上履きをえらぶときのポイントをご紹介します。
この5つのポイントをしっかりおさえましょう。
- ぬぎはきがしやすいか
- 足にあっているか
- 疲れにくくないか
- 洗いやすさ
- 価格
ぬぎはきがしやすいか
保育士が上履きとしてえらぶポイントの1つめに、「ぬぎはきがしやすいか」があげられます。
乳児クラスの部屋では子どもも大人も靴をはきません。
あかちゃんの足や手をふんでしまうといけないからです。
そうなるとどうしても部屋を出入りするときに上履きをぬいだりはいたりすることになります。
幼児クラスでも、園庭や散歩にでるときには外靴にはきかえます。
お昼寝の寝かしつけのときやござ・マットの上にのるときなど、上履きをぬぐ場面もたくさんあります。
1日の中でなんども上履きをぬぎはきするのに、毎回時間をとられていては保育になりません。
毎回ひもを結んだり靴ベラを使わなくてはならなかったりするものではなく、さっとはける上履きをえらびましょう。
足にあっているか
保育士さんは上履きを長い時間はきます。
とくに幼児クラスの保育士は1日の大半を上履きですごします。
長時間はく上履きが足にあっているかはとても大切です。
もし足にあっていなかったら靴ずれがおきたり、疲れたりしてしまいます。
サイズはあわせるのはもちろん、足の幅や甲の高さなども自分の足にあっているかしっかり確認しましょう。
もし足にあっていなかったら、おもいきって新しい上履きを検討することをおすすめします。
疲れにくくないか
「疲れにくいか」ということも、保育士さんが上履きをえらぶときに大切なポイントです。
上記の「自分の足にあっているか」どうかも、足の疲れに影響があります。
足にあった上履きをえらべば疲れにくくなります。
保育士さんは体力仕事なので、少しでも疲れないようにしたいですよね。
足が疲れない靴をえらぶポイントはほかにも、
- 靴底がてきどにやわらかいか
などがあります。
しっかり確認して購入しましょう。
洗いやすさ
外靴ほどではないですが、上履きもけっこう汚れます。
汚れたままの上履きですごすと、保護者から不衛生だと思われてしまう可能性があります。定期的に洗うようにしましょう。
価格
価格も大事です。
使い込むと洗っても汚れがおちなくなってきます。
かかと部分がへたってきたり、やぶれたりすることもあります。
そうなると買いかえるしかありません。
上履きの中にはけっこう高めの価格の上履きもあります。
4000円をこえるものもあります。
価格が高いと買いかえるのにちゅうちょしてしまいます。
そしてボロボロの上履きをはき続けて、保護者からの信頼がなくなっていく…
なんてことにならないように、気軽に買いかえられる価格帯のものをえらぶといいでしょう。
これはだめ!保育士の上履きでのNGポイント
上履きをえらぶポイントがわかったら、次はえらんではいけないNGポイントはこの3つ。
順番にみていきましょう。
- ヒールがある
- 金具などのかたいものがついている
- 靴底に色がついている
ヒールがある
あたりまえですね。
ヒールがあると子どもの足や手をふんでしまったときに大ケガをさせてしまいます。
子どもになにかあったときにさっと動くこともできません。
またヒールのある靴は疲れやすいです。
ヒールのある靴はぜったいNGです。
また、ソールが厚すぎるものも動きにくかったりバランスをくずしやすかったりするので避けましょう。
金具などのかたいものがついている
保育士が子どもの足や手をふむ可能性だけではなく、子どもが保育士の足をふむ可能性もあります。
子どもが保育士の足をふんだ時に上履きに固いものがついていたら、子どもの足が傷ついてしまいます。
金具などのかたいものがついていないものをえらびましょう。
靴底に色がついている
上履きの底の色にも要注意です。
靴底に色がついていると、歩いているうちにまさつで床に靴底の色がついてしまうことがあります。
多くの上履きは靴底が白になっていますが、購入する時には気をつけてみてください。
保育士がえらぶ上履き3選
実際に保育士さんがよくはいているのはこの3種類が多いです。
- バレエシューズ
- ナースシューズ
- スリッポン
特徴をよく知り、自分にあるものを探しましょう。
バレエシューズ
バレエシューズとは、かかとが低く底がたいらなフラットシューズの一種です。
甲の部分が大きくひらいているものが多いです。
バレエシューズのメリット
甲の部分にふといゴムベルトがついているのでぬげにくく、通気性もしっかり確保されている。
底が平らなので疲れにくいです。
また価格がお手頃なものが多いので、買いかえる時の負担が少なくてすみます。
バレエシューズのデメリット
ほかの上履きにくらべてやぶれやすいので、要注意です。
ナースシューズ
ナースシューズとは、ことばのとおり病院で働く看護師のために作られた靴のことです。
1日中立ち仕事をする足をしっかりサポートしてくれます。
ナースシューズにはスニーカータイプとサンダルタイプの2種類があります。
サンダルタイプは保育に適さないので、ここではスニーカータイプについての話になります。
ナースシューズのメリット
足の負担を減らすことを目的とした靴で、クッション性のある素材が使われています。
ソールもやわらかく、足が疲れにくいです。
また、軽量化もされているため軽く、足の負担になりにくいです。
通気性のよい素材が使われているので蒸れにくく、衛生的です。
静かさを求められる病院での使用を前提としているので足音はうるさくありません。
ナースシューズのデメリット
通気性を確保するためにメッシュ素材を使っているものは、汚れがつきやすいので注意です。
靴底がEVAという素材が使われたものは、軽くてクッション性にすぐれている一方ですべりやすいので気をつけてください。
スリッポン
スリッポンとはひもや金具がなく、足をすべりこませるだけではくことができる靴のことです。
「slip-on(スリップ オン/すべりこませる)」からきています。
靴ひもで調整ができないため、はき口やアッパー部分にゴムなどの伸縮性が高い素材を使って足にフィットするように作られているものが多いです。
スリッポンのメリット
スリッポンのいちばんのメリットは、そのはきやすさです。
靴のぬぎはきが多い場合、すっとはけてさっとぬげるのでとてもスムーズです。
子どもを待たせることがなくなりますね。
スリッポンのデメリット
デメリットは、フィット感が落ちてしまうこと。
ひもなどで固定しないので、足の形ぴったりにはできません。
スリッポンで激しく動く時に少し気になるかもしれません。
それでもサイズを間違えさえしなければ、はいてる途中で脱げてしまう…なんてことはないので安心してくださいね。
保育士が上履きをえらぶポイント まとめ
いかがだったでしょうか。
自分に合う上履きは見つかりそうですか。
おさらいです。
- 上履きをえらぶポイント 5つ
- 保育士の上履きのNGポイント 3つ
- 保育士がえらぶ上履き 3選
この3点をおさえて、上履きを探してみてください。
毎日ハードワークな保育士さん、ほんとうにお疲れさまです!
上履きがかわると、疲れ具合もかなりかわってきます。
少しでも楽にすごすために、自分に合った上履きを見つけてくださいね!